１９２８年（昭和３年）に、大原孫三郎が妻の為に建設した「有隣荘」
 緑色の瓦屋根は、見る角度により鮮やかな緑色に見えることで「緑御殿」とも呼ばれています。

普段公開されていない大原家別邸ですが、１９９７年（平成９年）から年に春秋2回、
大原美術館主催の特別展示室として公開されています。

名画をヒントに花を生けよう～モネ睡蓮～光を感じて～

倉敷にある新渓園（しんけいえん）にて、

大原美術館の代表作のひとつクロード・モネの「睡蓮」から発想する

フラワーアレンジメント講座を開催。

当日は遠方からも大勢来られ、４０名近い受講者の方が集まってくださり、
楽しく、和やかな雰囲気で受講されていました。

今回講習会が行われた『新渓園（しんけいえん）』は、

目の前に、緑が美しい日本庭園が広がり、水の音・小鳥のさえずり・

肌で風を感じながら、とても贅沢なシチュエーションの中で、

フラワーアレンジメント制作する事ができ、

モネが眺めていたジヴェルニーの庭園と、

美しい和庭園がシンクロしたように感じるひと時でした。

初夏の明るい光りの中で輝く、水面と睡蓮の花の色彩を基にしたアレンジメント。

器にアレンジされた花たちは、小さな池に浮かぶ睡蓮のイメージそのもので、

ベテランの方から初心者の方まで、皆さん喜んでくださり、とっても満足のご様子でした。

（写真提供：大原美術館）