重井薬用植物園にて、晩秋から初冬にかけての植物を色取りするフィールドワークを行いました。
片岡園長先生からは、自然界の移ろいや植物の話、いろいろなものが影響を与え合っているなど
興味深い話を楽しく教えていただきました。
フィールドワークの色どりでは、紅葉の赤や橙、常緑樹の深緑、冬芽の銀灰色など、季節の移ろいを象徴する「色」を観察しました。
「色どり」とは単なる彩りではなく、自然から色を“採取する”という意味を込めた表現です。
薬用植物園ならではの多様な植物が織りなす色彩を記録することで、季節の境目にある美しさを感じ取りました。
落ち葉の赤褐色や柿の実の橙など、自然のパレットを集めるような体験に癒されました。
晩秋から初冬にかけての植物園は、学術的な価値だけでなく、心を落ち着ける場としても注目されています。


