皆様はマドンナリリーというお花をご存じでしょうか?
マドンナリリーは、レバノンのベイルート川の石灰岩地帯、北向きの日陰に自生していました。
19世紀に日本から「テッポウユリ」がヨーロッパに伝わると、白い「テッポウユリ」と
それまでの「白いユリ」を区別するため「マドンナリリー」とよばれるようになりました。
日本では「ニワシロユリ」と名付けられていますが、大正時代頃は「フランスユリ」、「ヨレハユリ」等と呼ばれていました。
画像は、マドンナリリーの研究をしておられた方からいただいた種から育った
原種に近いマドンナリリーです。
世界の気候変動が激しいなか、日本の中でも自生地に一番近い気候の地を選んで
とても優秀な育生者様が大切に育ててくださいました。
種から花が咲くまでには8年かかると言われていて、ウイルスに感染しやすく
来年咲くかどうかも不明なほど貴重なお花です。
大原美術館様のInstagramにて、マドンナリリーと受胎告知についてのお話が書かれています。
「こちら」をクリックしていただくと、大原美術館様のInstagramで直接お読みいただけます。
是非お花と絵画の面白い関連性をご覧ください。
マドンナリリーを店舗にて展示しております。
日差しが強いので、日焼け・熱中症対策など万全を期して是非お店に見にいらして下さいませ。
お待ちしております。